イラスト・絵画「キツネ」をiPadで描きました。

iPad Proの描画ソフトprocreate(プロクリエイト)でキツネの絵を描いてみました。2018年は戌年ということで…イヌ科の動物をモチーフにしてみました。今回は輪郭ではなく、面で描く方法をご紹介します。この描き方においては、光と陰影を正確に捉えることが重要になってきます。今回はフォトリアルな方向性で絵を描いています。


線でラフ画を描く

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丸太の上に頭を置いて寝転んでいるキツネの絵を描くことにしました。画面の構図を確認しながら、軽く線画を描きます。ほとんど描き込みはしません。


光と陰影の色を的確に選択して面で塗る

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線画を描いたレイヤーの透明度を下げて新規レイヤーを作り、そこに色をのせていきます。今回、ブラシは、ニッコラルというギザギザの四角いブラシを使用しました。最初は、光と陰影を大まかに捉えてザックリと塗っていきます。ある程度塗り終わったら、線画は必要ないので非表示にします。

今回は屋外の光をイメージして描いています。太陽光の光源はとっても強いので、光を受けている面は非常にまぶしく光り、陰影の面は非常に濃い色がくっきりと付きます。光と陰影のメリハリをしっかり描くのがポイントです。逆に室内の光は、太陽光よりはるかに弱くて陰影もうっすらしているのが特徴です。

パレットを作成する

適当な大きさのパレットを用意して、そこに、光の面の色陰の面の色中間色を塗って残しておくといいです。描いている絵からスポイトで採って塗っていくと次第に色が濁ってしまうので、パレットに元の鮮やかな色を残しておき、そこから色を採れるようにしておきます


細部の光と陰影を描く

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大まかに描いた形状をベースに、細部の凹凸を描いていきます。暗い所はさらに暗い部分を描き、明るい所はさらに明るい部分を描き込みながら、立体感を増していきます。細部を描くために、ブラシのサイズは徐々に小さくしていきます。この段階でも、色が濁らないように、パレットから色を採って描くようにします。


細密描写をする

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細かな毛並みを描いていきます。特に陰影との境界の、光に当たっている部分の毛をシャープにキラッとさせて描くと絵が引き締まり、立体感が出ます。また、背景との境にあたる輪郭部分の毛並みもポイントで、そこをしっかり描くと存在感が増します

背景の草や丸太は、太陽光を全面に受けているので陰影はほぼ描きません。丸太の切断面だけを濃くシャープに描きます。

イラスト・絵画「クジャク」を描きました。

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