大自然の中で陶芸体験

旅行先で陶芸を体験しました。湯呑、マグカップ、鉢などが作れるのですが、使用頻度が高くていいなと思ったお皿に挑戦してみました。粘土で形成→着彩→薬を塗って→焼いて完成です。


陶芸で皿を作る

2017-ceramic-art02まず最初に、型に沿って粘土を切り抜きます。キリで型紙の輪郭をなぞると、粘土がスッと切り取れました。粘土の淵は、水を付けてこすって溶かしたらすぐに滑らかになりました。粘土は油粘土と同じくらいの硬さです。


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平べったい形状のまま、粘土に模様を描いていきます。ヘラやストロー等、色んな形の道具を使って描いていきました。お皿の形状は後で作るようです。深く描きすぎると穴が開いてしまうので注意が必要です。


2017-ceramic-art04模様の完成です。葉っぱをイメージしたお皿にしました。華やかさとみずみずしさを出したいと思い、花とテントウムシを描いてみました。器の中にのせた食べ物が見栄えするように絵を付けたつもりです。


 

2017-ceramic-art05着彩の前に、お皿の形を形成しました。丸みのある器の型に合わせて粘土を押し込んでいくと、綺麗なお皿の型になりました。


2017-ceramic-art06専用のパステル絵の具で着彩です。筆で塗るだけでなく、スパッタリングで淡い色をつけてみたりもしました。絵の具がボタッと落ちないように、少量の絵の具をブラシに含ませて遠くから優しくこすりました。くどくならないよう、色はポイントで入れていきました。


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着彩完成です。どうかな…品のある作品になったかな。この後、焼いてもらう予定です。焼き上がった後は、全体が白く艶やかになって色が鮮やかに見えてくるようです。さて、どんな感じに変身するのか?…出来上がりが楽しみです!

陶芸は粘土細工なので、何でも自由に造形できるのが面白いと思います。また、コップや茶碗、箸置き、花瓶に小物入れ…等実用的なものとして使えるのが魅力ですね。今度は湯飲み茶碗も作ってみたいです。長方形の平べったい粘土を筒状に丸くして、ろくろを回しながら成形していくのですが、手びねりできれいな整った形を作るのは難しそうですね。


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 伝統工芸を作る工房の周りは、日本昔話に出てきそうな田園風景が広がっていました。心の落ち着く懐かしい風景ですね。

 


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後日、焼いてもらった作品が自宅に届きました。薬を塗って窯で焼いてもらったものです。固くて耐水性のある器となりました。絵付けした部分が器に染み込んで、味が出ましたね~。焼き魚を置くとすごく合いそうです。さっそくこの器に和食を盛りつけて食べてみます♪


 

         
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