イラスト「エイミーの夏のリース」を着彩しました。

エイミーのぬりえ「四季のリース」で描いた「夏のリース」の線画に着彩をしてみました。


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<用意するもの>

エイミーの「夏のリース」の線画・水彩絵の具・アクリルガッシュ(パール色)・色鉛筆・ラインストーン・グリッターのり・正方形のフォトフレーム・プラバン

※ラインストーンは100円ショップのSeriaで購入。グリッターのりはダイソーで購入。


ラインストーンを接着する

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着彩する前に、ラインストーンを一つ一つボンドで接着します。ラインストーンは形状や色が定まっているので、これにある程度合わせて絵のデザインを考えたり着彩するのがよいと思います。夏のリースは、冷たい水をイメージして青系のストーンを並べました。雫や泡をイメージした形状を選んでいます。


絵の具で人物を塗る

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全体の配色を定めるのに一番よい場所である、メインのモチーフから着彩していきます。肌→髪の毛→鱗&服の順番で塗りました。ラインストーンの強い輝きに絵が馴染むように、輝きをもったアクリルガッシュのパール系の絵の具(パールホワイト)を絵全体に塗っています。また、人魚の鱗あたりに金の絵の具も使っています。

配色

青色をメインにした作品にする予定です。しかし、色を単色で使うだけだと単調な作品になってしまうので、色幅を持たせて着彩していきます。キーカラー(主役の色)・サブカラー(準主役の色)・アクセントカラー(キーカラーの反対色など)の三色におよそ色を絞って塗っていくといいと思います。今回の絵は、全体の割合として、キーカラー:サブカラー:アクセントカラー=7:2:1くらいで塗ってみました。

キーカラー:青

海の色をイメージ。バックを青で塗る予定なので、人物の色は純粋な青より少し緑、もしくは紫に寄った色で塗りました。

サブカラー:紫

クールで神秘的なイメージ。青だけだと冷たいイメージがするので、少し温かみのある紫を加えました。青と朱色をつなげる色でもあります。

アクセントカラー:朱

魚やサンゴの色です。生命力あふれるイメージです。エイミーの鱗と尾にポイントで塗りました。

タッチ

ぼかしを多用して色を重ねて塗っていきました。尾や髪は、シャープな感じを出したかったので、で描いています。


絵の具で背景を塗る

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配色

人物が目立つように、背景の色は抑え気味にしています。魚もサンゴも主張しすぎないように、人物が目立つような色使いを心掛けました。一方で、絵の全体をつなぐ海の部分には、鮮やかな青を使っています。

タッチ

美しい水の波紋をイメージして描き、にじみぼかしを多用して塗りました。

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画用紙の一番白い色を残して、水中の光の波紋を表現しました。色みも徐々に変化させて、上の方は太陽の光を受けている感じにしています。


細部を鉛筆で描く

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髪や目など、際立たせたい部分をシャープな線で描いて引き締めます。鋭利な色鉛筆を使うと描きやすいです。最後に、エイミーの輪郭を全て、濃い青の色鉛筆でなぞりました。


グリッターのりでラメを付ける

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ラインストーンと絵を馴染ませるために、ラインストーンの周囲に金のラメをつけました。また、点々を描いて輝きを散りばめたりもしました。塗っているときは糊のジェルがもこっと飛び出していますが、乾くと平べったくなります。


<イラストメイキング動画>

「エイミーの四季のリース」無料ぬりえ4点

イラスト「エイミーの四季のリース」線画を描きました。

イラスト・絵画「8月のエイミー☆peridot」を描きました。

イラスト「エイミーの春のリース」を着彩しました。

イラスト「エイミーの秋のリース」を着彩しました。

イラスト「エイミーの冬のリース」を着彩しました。

出来上がった作品をカットして、正方形の額に入れたら完成です!購入した額に付属していたガラスは取り除いて、代わりにプラバンを入れました。ラインストーンには厚みがあるので、ガラス板を重ねると額にはまりません。また、安全面を考えて、作品保護にはプラバンを使うことにしました。

         
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