リアルで美しい手の描き方

人間の手の形状のポイントと、着彩手順をまとめてみました。手の平側と甲側の両方が見えるアングルを選んで描いています。左側は男の人の手、右側は女の人の手を想定しています。(デジタルで色を塗っていますが、絵具等のアナログで描くのと描き方も考え方も変わらないです。)

手をデッサンする …モノクロの鉛筆のみのデッサンで手を描きました。


手のポーズを決める

2018-painting-hand01

手の形状や見える角度を考え、カッコよく見栄えのする構図を選んで描きます。手は複雑な形をしており、非常に難しいモチーフなので、手を鏡に映して見ながら描くか、もしくは手の写真を撮って見ながら描くのがお勧めです!鉛筆でラフ画を描いてみました。


手の形状を捉える

2018-painting-hand02

さっと色をのせて、手をシルエットで軽く捉えてみました。構図を考えながら、大体こんな見え方かな、というのを確認しながら描きます。

骨の位置や長さを確認する

2018-painting-hand03

手首と指の関節の位置骨の角度と長さを確認しながら、できるだけ正確に手のパーツを描いていきます。やはり、実物の手を見ないとなかなか描くのは難しいです。

●親指だけ関節の角度が違います。指の関節の数も一つ少ないです。

●関節と関節の間の指の骨は、先に行くほど短くなります。


陰影をつける

手の形状が決まったら、まずは大まかに光と影を描いていきます。

面で陰影を捉える

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今回の絵は、左上からが当たっていることを想定しています。まず、手の甲手の平の上部には光に当たっているので明るく塗り、右下には陰影がたまっているので暗く塗ります。複雑な手の形を、簡略化した単純な立体で捉えてみると、陰影の感じが想像しやすくなります

2018-painting-hand05全体の大まかな陰影を保ちつつ、細部の陰影をつけていきます。明るいところの中のさらに明るいところを描き、暗いところのさらに暗いところを描く、といった感じです。

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手の甲側は骨の張りが見えるので、骨の流れに沿って陰影をつけていきます。手の平側は関節に沿ってシワが見えるので、シワに沿って陰影をつけていきます。を描くと指の向いている方向がはっきります。


質感を出して細部を描く

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陰影を細かく追いながら描き込んでいきます。手と指の陰側の面のフチにもかすかな光が当てると、より立体に丸みを帯びた形状に見えてきます。また、手は、物ではなく生きた人間のパーツです。血の通った人間の手になるように、みずみずしく描けるといいですね…。こちらの手の絵は、さらに描き込んでリアリティーを追及していくこともできますが、絵の一部なのでこのくらいでストップしておきます。

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