色鉛筆…と言えば一般的に油性色鉛筆のことを指しますが、「線を描いたり塗ったりしたい!」、「絵の具の下描きに使いたい!」、「絵の具の代わりに持ち運びたい!」といったときに役に立つ画材が、水性の水彩色鉛筆です。色鉛筆としても水彩絵の具の代わとしても使えるし、水彩絵の具との相性も抜群の水彩色鉛筆についてまとめてみました。
水彩色鉛筆を「色鉛筆」として使う

水彩色鉛筆は、ワックスが練り込まれており定着力のある油性色鉛筆と比べるとやや発色が劣りますが、油性色鉛筆と同じように、細かな面に色をしっかりと塗ることができます。水彩色鉛筆は描いた部分に水分が付くとすぐに色がにじんでしまうので、油性色鉛筆のように使いたい場合は注意点する必要があります。
水彩色鉛筆を「絵の具」として使う
水を含ませた筆で水彩色鉛筆で色を塗ったところをなでると、色が溶けて滑らかなタッチになります。色を濃く出したい場合は、水で濡らした画面に水彩色鉛筆を濃く塗り重ねてから筆でなでるとよいです。水を含ませた筆を水彩色鉛筆の芯につけて色を溶かしてから筆で塗る、といった使い方もできます。
水彩色鉛筆と水彩絵の具を合わせて使う
水彩絵の具をメインにして描く場合、輪郭に水彩色鉛筆を使うと、色がきれいに溶け込んで自然な感じになります。鉛筆やペンで輪郭を描くよりも色のなじみが綺麗です。

輪郭線は水彩色鉛筆、面は水彩絵の具というように画材を使い分けて塗ると、インパクトの強い絵になります。
●濃い色の線を描くには水彩色鉛筆が適している。
●濃い色の面を塗るには水彩絵の具が適している。
水彩色鉛筆を比較する
売れ筋で人気のある、おすすめの水彩色鉛筆をご紹介します。
STAEDTLER(ステッドラー)の水彩色鉛筆
発色がよく、色がとても綺麗です。色が濃く出て描き心地がよく、非常に塗りやすいです。Amyは、ステッドラーの水彩色鉛筆を愛用しています。





