ワイヤーで形を作ってカラーセロハンを貼ると、ステンドグラスのようなオーナメントが出来ます。昆虫や植物をたくさん作成してみました。光に当てると、とてもきれいな影ができます。
ワイヤーアートを作るのに必要なもの
用意するもの
<①アルミのワイヤー(太さ1mm) ②カラーセロハン ③透明折り紙 ④ボンド ⑤はさみ ⑥油性マジック>
※材料はすべて100円ショップで購入しました。
ワイヤーアートの作り方
<工作・クラフトのメイキング動画>
ワイヤーで輪郭を作る
ワイヤーで形状を作成します。今回は美しい自然物をテーマに作りました。昆虫や植物を作る際は、図鑑をよく見て特徴をとらえましょう。
動画では分かりにくい羽の形状の作り方の詳細画像を用意しましたので、参考にしてください。↓羽は胴体とは別のワイヤーで作るのがよいかもしれません。
カラーセロハンを貼る
ワイヤーにボンドを塗って、カラーセロハンや透明折り紙を貼りつけます。ボンドをしっかり乾かします。
ボンドがしっかり乾いたら、ワイヤーからはみ出たセロハンを切り取ります。
油性マジックで描く
油性マジックでセロハンに模様を描いたら完成です。作品に光を当てると、とてもきれいな影ができます。ステンドグラスみたいです。今回は虫や植物を中心に作成しましたが、好きなオーナメントを自由に作ってみてください。また、ワイヤーを立体的に組み合わせてセロハンの面を貼ることで重量感のあるオブジェクトを作ることも出来るので、いろいろと試してみると面白いと思います。
今回の作品は、ディップアート(アメリカンフラワー)風&ステンドグラス風のアート作品からヒントを得たものです。ディップアートとは、ワイヤーで輪郭を作り、合成樹脂の液に浸して幕を作ることで花や葉を表現するアートです。ガラス細工のような繊細な表現でブーケやアクセサリーを作ることができます。とても綺麗なのですが材料費がかかってしまうので…工作的な視点で簡単に作れる方法を考えてみたのでした。
花の作り方も記しておきます。ワイヤーを中心に集めながら五つの花の円を作り、そこからワイヤーを伸ばして茎と葉を作ります。一つなぎで作ることができます。
葉&花の形状に合わせて、ボンドでセロハンを貼っていきます。100円均一で売っている透明折り紙より、カラーセロハンの方がよくくっつきます…。いろいろな色のセロハンを貼ると味がでて面白いです。
ワイヤーの形状からはみ出した余分なセロハンを切り落とします。花の部分のワイヤーをちょっと曲げて立体感を出したら完成です。
セミも作ってみました。昆虫はワイヤーで表現すると、すごくリアルです!今回の工作は、チョウやトンボといった綺麗な羽をもつ昆虫を作るのに適していると思います。ワイヤーもセロハンも、様々な色の組み合わせで作ると楽しいですね。あと、最後にセロハン部分に油性のカラーマジックで模様を描くと、オリジナリティーが上がります。