プロに限らず、今は子供でも手軽にデジタル端末で絵を描く時代になりました。デジタルで本格的に絵を描きたい!という方や、将来必要になることを前提に購入を考えている学生の方に向けて、デジタル作画の必須ツールであるタブレットについての情報をまとめてみました。
タブレットには板タブレットと液晶タブレットがありますが、板タブは板と画面でペン先にズレが生じるので、初心者には使いにくいです。また、板タブで絵を描くことに慣れて、本格的に絵を描きたい!という方には、画面に直接描ける液タブをおすすめします。タブレットといえば、まずWacom(ワコム)が有名ですが、最近では他メーカーから人気の製品が出てきています。液晶タブレットはそれなりにお値段が高いため買い間違いのないように選びたいものですので、購入の際は必要な機能等をしっかりチェックすることが大事です。
こちらが板タブレット↓
【ワコムストア限定】ワコム ペンタブレット One by Wacom ペン入力専用モデル Chromebook対応 Mサイズ CTL-672/K0-C
液晶タブレットを機能別にみる
画面サイズ
一般的に、初心者向けの13インチは小さすぎ、プロ仕様の22インチ以上は大きすぎなので、中間をとって16インチくらいの液晶タブレットが扱いやすいとされています。(上の画像の液晶タブレットは19.5インチです。)液晶タブレットはまずサイズでお値段が大きく異なってくるので、使用目的に合わせて的確なサイズを選びましょう。
色域
色の再現率を示したものです。Adobe規格の色をどれだけ正確に反映しているかの値はAdobe RGB〇%と表示されます。sRGB、NTSCの規格で表示されることもあります。値が大きいほど色が正しく表示されていることになります。Adobe RGBの場合、色域が75%前後もののと90%以上ではやはり色が異なります。画面に目を保護するためのブルーライトカットシートを付けると色域は下がりますので、値が大きいものを選ぶに越したことはありません。
筆圧検知
筆圧による塗りの濃さ/薄さを反映する機能です。特にこだわりがない場合は2048レベルでも大丈夫。4096レベルあれば十分ですが、最高は8192レベルとなります。
液晶タブレットを比較する
15.6インチで、色域:90%以上、筆圧検知:8192レベルの、初心者でもプロでも使えるおすすめの液晶タブレットを比較してみました。XP-PenとHUION 液タブKamvasは、とりわけ今、人気の製品です。Wacom(ワコム)はお値段が高めですが、非常に高品質です。
XP-Pen 液晶タブ Artistシリーズ 15.6インチ
解像度:1920×1080
色数:1670万色
色域:88%NTSC(120% sRGB)
筆圧検知:8192レベル
右側に8つのエクスプレスキーとローラーホイールが付いており、ショートカットをそれぞれ割り当てられます。スタンド付き。専用の手袋付き。
こちらは13.3インチ↓
HUION 液タブKamvas Pro16
解像度:1920 x 1080
色域:Adobe RGB92%
筆圧検知:8192レベル
左側に6つのボタンが付いていて、ショートカットを自由に割り当てられます。スタンドは別売り。専用の手袋付き。
AmyはHUIONの19.5インチを使っているのですが、そちらにはスタンドが付いています。ショートカットキーのボタンは左右に8つずつです。
こちらは13.3インチ↓
ペンタブレット用手袋
Wacom Cintiq Pro 16
解像度:1920 x 1080
色域:Adobe RGBカバー率最大99%
筆圧検知:8192レベル
高性能のワコムタブレット。フルフラットのガラス仕上げのスクリーンで、描き心地が抜群。タッチ式のボタンは画面の中にあります。折りたたみ式の内蔵スタンドが付いています。
保護フィルム
こちらは13.3インチ↓
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