透明水彩絵の具で絵を描く

水彩絵の具は、透明水彩絵の具不透明水彩絵の具に大きく分けられます。水彩絵の具にはアラビアゴムという樹脂と顔料が含まれており、水に溶けるアラビアゴムが多く入っているのが透明水彩絵の具です。そのため、透明水彩絵の具は下地を透けさせて見えるように塗ることができ、乾燥させても水を加えれば再度溶かすことができます。一方、不透明水彩絵の具(アクリルガッシュなど)はアラビアガムが少なく、塗ると顔料がしっかり付着するので、一度塗ったら水で溶けません。

アクリルガッシュで絵を描く



透明水彩絵の具の特徴

●下地を残して透明度を保ちながら色を塗り重ねていくとができる。

●水で何度も絵の具を溶かしたり乾かしたりすることができる。

●水の量を調整して、にじみやぼかし、色ムラなどを多彩に表現できる。

●白を上から塗り重ねることはできないので、画用紙の白を生かしながら塗っていく必要がある。


透明水彩絵の具ならではの表現

透明水彩絵の具は、筆に含ませる水の量の調節によって様々な表現ができます。にじみぼかしは透明水彩絵の具の最も得意とする表現です。色を上から幾重も重ねて深みのある色を出せるのも、透明水彩絵の具の特徴です。もちろん、ハッキリとした絵を描くこともできますが、繊細で優しい表現ができるのが透明水彩絵の具です。

にじみ

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絵の具を多めの水で溶いて、画用紙の上で違う色同士をぶつけると、柔らかいにじみの表現が生まれます。にじみは乾かすと、輪郭に絵の具がたまったようなフチが現れます。吸水性の高い画用紙に描くと、にじみが強く出ます。


ぼかし、かすれ

2019-transparent-watercolor03絵の具で塗った部分をティッシュやガーゼで拭き取ったり擦ったりすると、柔らかいぼかしの表現が生まれます。また、絵の具を少ない水で溶いて画用紙の上で筆をこすると、ザラザラした感じのかすれの表現が生まれます。


ムラ、重ね塗り

2019-transparent-watercolor04様々な色の絵の具を、様々な水量で溶いて、様々な筆タッチで塗り重ねていくことで、多彩な表現ができます。美しい色ムラを表現できます。


線や点

2019-transparent-watercolor05筆のタッチを生かして、水量を調整しながら様々なを描くことも可能です。シャープな描写もできます。


透明水彩絵の具の保存法

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パレットにチューブ型の絵の具を流し込んで固めて保存しておくことができるのが透明水彩絵の具です。必要な時に、ちょっと必要な量の絵の具を使って、洗わずそのまま保存しておくことが可能です。忙しい方や、チューブ型の絵の具の量の調整がまだ難しい幼い子供は、色を固めたパレットを使うといいかもしれません。


おすすめの透明水彩絵の具

小学校では、ぺんてるサクラクレパスの絵の具がよく使われます。ぺんてる エフ水彩サクラクレパス マット水彩は半透明水彩ですが、水の量次第で、透明にも不透明にも描くことができます。キャップがチューブと一体になっているので、開閉が楽でかつキャップを無くすことのないデザインとなっています。18色の絵の具セットにはが入っています。

ぺんてるの水彩絵の具

サクラクレパスの水彩絵の具


ホルベインの透明水彩絵の具

本格的に描きたい方(中学生くらいの方)にはホルベインの絵の具がおすすめです。発色は鮮やかで、色の伸びが良いです。少し粉っぽいところがありますが、透明度が高く、きれいに重ね塗りをするとができます。


ターナーの透明水彩絵の具

アクリルガッシュと言えばターナーですが、透明水彩絵の具もあります。全54色のうち37色が単一顔料で作られており、混色しても発色が非常にきれいです。色の伸びもよく、透明感が美しいです。ホルベインの絵の具と同様に、本格的に描きたい方向けの高品質な透明水彩絵の具です。


固形透明水彩絵の具

水彩絵の具には、チューブ型の他に、外に持ち歩きして手軽に使える固形型があります。水を入れらる専用の筆を使って固形絵の具を付属のパレットで溶く仕様の商品が多くあります。筆洗いのバケツを必要としないので手軽に使えて便利です。


<透明水彩絵の具で描いた絵>

水彩絵の具の技法を使って「和装のエイミーのイラスト」を描きました。
イラスト・絵画「ももたろう」を描きました。
イラスト・絵画「かぐやひめ」を描きました。
イラスト・絵画「花の女の子」を描きました。

イラスト「エイミーの春のリース」を着彩しました。
イラスト「エイミーの夏のリース」を着彩しました。
イラスト「エイミーの秋のリース」を着彩しました。
イラスト「エイミーの冬のリース」を着彩しました。

●絵本「ワオくんのまち」


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